2006年08月02日

藍染について

藍染めは、藍という植物の葉に含まれる色素を使って青色に染める染色方法。藍染めは非常に古くから行われており、奈良の正倉院の御物の中のいくつかに藍染めのものが見られる。
日本では、江戸時代後期から明治時代初期にかけて木綿の普及とともに全国に普及し、藍草の栽培やすくもの製造が行われるようになった。江戸末期には、着物の80%以上が藍染だったと言われている。明治期に来日したラフカディオハーンを始め外国人はその青を「ジャパンブルー」と絶賛したということだ。しかし海外からインド藍や化学染料が輸入されるようになり、純粋な藍染めはすたれてしまい、昭和40年代には、ほとんど姿を消してしまうが、徳島県の何人かの藍師により、徐々に天然の藍染めが普及しつつある。

●藍の歴史と藍染の効用については、
ジャパンブルー、天然藍にこだわり、その良さを伝える天然藍匠同人「藍」のページ」が詳しい。
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墨染めについて

小倉百人一首に、
「おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖」
という歌があります。慈円という比叡山のお坊さんの作で、浮世の民衆を仏法の力で救おうという決意を詠んだ歌だそう。ここで詠まれ江いる「墨染」は「墨色」の中でも、特に濃い黒だったと考えられています。

また、源氏物語の中でも、濃い鼠色を表す「鈍色=にびいろ」とともに、「墨染」についての記述が多く見られることから、平安時代には、一般的に使われていた色だと思われます。

古今和歌集には、
あしひきの 山辺に今は 墨染めの 衣の袖は ひる時もなし 読人知らず
など、墨染めが出てくる歌が複数見られます。

ちなみに、日本における墨の歴史は古く、邪馬台国の時代の土器からも、墨で模様を描いたと思われる痕跡が見つかっています。

正倉院の頃には、中国、朝鮮から今の墨に近い墨が伝わり、奈良時代には、仏教の広がりとともにその需要が増え、国内でも生産されるようになりました。

水墨画の世界では「墨の五彩あり」という表現があるそうで、墨の色を「清」、「淡」、「重」、「濃」、「焦」の5段階に分けています。日本の伝統色の「墨色」にもも薄い灰色から漆黒まで、幅広い色相を持っています。

墨は基本的には、煤と膠を混ぜて作られますが、松材を燃やして取った煤を使う「松煙墨」と、菜種や胡麻などの油を燃やして取った煤を使う「油煙墨」に大別されます。そのどちらも染料というよりは顔料で、そのままでは、なかなか布に染まりつきません。
そのため、古来の「墨染」の色も、椎や榛の木、樫などの鼠色を染める雑木の鉄媒染で染め重ねられていたと考えられています。

墨を使って染める場合は、接着剤代わりに、豆汁や糊などを加えて、墨を布に定着させます。
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柿渋・墨染め

柿渋とは柿から摂取した渋の汁のこと。渋柿の未熟果を擦り潰して搾汁して、発酵させ濾過したものです。柿渋液の中に含まれる「柿タンニン」には防水、防腐、防虫効果があります。柿渋による染めは、平安時代から使われていた伝統の染色技法で「太陽の染め」と言われてきたように、日光によって変色して色が濃くなっていくのが特徴です。

また、墨染めとは松媒や油媒を原材料とした墨汁に、糸・布を浸す染色方法で、これも日本古来の染色方法。墨は精神世界においても五彩、すなわち色彩であるとされ、禅の精神として日本人の生活文化美意識の中に深く溶け込んでいます。
また墨は古来、香料として重用され癒しの効果があると言われています。

侘助の柿渋・墨染めは、加賀市の工房いとあそびとのコラボレーションで、柿渋と墨の染めと乾燥を交互に繰り返し、深い風合いと色合いを生み出しています。
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侘助の染めの基本

侘助の染めのコンセプトは、日本の伝統色と自然染料・顔料の使用です。
自然の草木や鉱石、土などが持っている、自然に調合された美しい色合いを繊維に移し込む。優しく飽きの来ない、使い込むうちに少しずつ色合いが変化し、果物が熟すように“なれ”て来る。そんな商品を提案したいと考えています。
ですから、化学染料、合成染料は一切使っていません。
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2006年07月31日

加賀(金沢)の色

加賀には九谷焼、山中塗、加賀絹、加賀友禅など古くから受け継がれてきた伝統工芸があり、それぞれに日本の伝統的な色が用いられています。また町並みにも金沢の茶屋街や加賀の温泉郷に見られるベンガラ(紅柄・弁柄)格子の寂びた朱色、朱の壁、群青色の壁など、歴史と伝統に息づいた色があります。

侘助では、それらの加賀の伝統色でスニーカーに染め上げています。
決して派手でなく、日本人のDNAに響く飽きのこない落ち着いた色を日常生活に生かしたいと思っています。


金沢・茶屋街に見る非日常空間の赤と青
群青の間(金沢・成巽閣
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日本の伝統色

近年の伝統志向、和への回帰により、日本の伝統色への注目が集まっています。

セイコーウオッチ 日本の伝統色をとりいれた新作ウオッチ発売

Le moineau 色ものがたり

日本の伝統色 色見本

日本の伝統色
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コンバースの理由

converse.gif侘助がスニーカーの染めにコンバースを選んだ理由はその完成されたデザインと品質にあります。

コンバース(Converse)は、1908年にマーキス・M・コンバースがアメリカ、マサチューセッツ州で創業。
"雨や雪の中でも作業できる"靴をということでラバーシューズ製造を開始した。その品質の高さから圧倒的な支持を受け、その後、1917年、バスケット専用シューズを開発。それがバスケットボールシューズの"キャンバスオールスター"。
そのデザインは当時からほとんど変わっていないが、それはそれだけデザイン(フォルム)の完成度が高い証明。

今では、コンバース・オールスターはスポーツシーンだけでなく、ファッションアイテムとして絶大な人気を誇っている。

侘助は、日本の伝統色でスニーカーを染めるにあたって、数あるブランドの中からコンバースを選んだのは、まさにその品質と、フォルムの完成度の高さが理由です。
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2006年07月30日

紅柄(べんがら)とは

紅柄粉末.jpg

有史最古の顔料と言われているべんがらは、人間にとってとてもなじみ深い赤。人類最古の壁画といわれているスペインのアルタミラ洞窟のヤギ・ウシ・シカの絵にもべんがらが使われています。地球の主成分である鉄が地表で酸素と結合して生じる酸化鉄の粒子、それが「べんがら(紅殻、紅柄、弁柄」。この顔料は耐光性、耐候性、耐熱性に優れ、化学的にも極めて安定しており、他の顔料と併用しても変色せず、酸、アルカリにも安定していて、油とも反応せず、また人間を含めて生物には全く無毒、無害の顔料です。インドのベンガル地方で産出された事からその名の由来が始まったとされ、弁柄、紅殻などの当て字で書き表される事もあります。

日本への伝来は、神話の中で、神武東征により、「ニフツヒメノミコト」が、水銀丹と共に、鉄丹(ベンガラ)を西方より、大和河内(大和葛城王朝)に伝えたとされています。

「べんがら」は古代から神事にも利用され、人々は「五穀豊穣」「災難消除」などを願い「べんがら」を様々な神事にも使用してきました。神社仏閣の彩りにも「べんがら」は使われています。また中世では「紅殻」は大変な貴重品とされ献上品としても用いられていたようです。

有名な『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』に、「倭人は朱丹をもってその身体に塗る。中国の粉を用うるが如きなり」と書かれている。赤は日の出、夕日の色、そして火と血の色。古代の赤色顔料は朱砂(水銀朱、硫化水銀、辰砂、朱砂)、鉛丹(光明月、赤鉛、赤色酸化鉛)、ペンガラ(弁柄、紅柄)の三種だった。

ペンガラは九谷焼、伊万里の柿右衛門の赤や、輪島塗、山中塗などの朱漆などにも使われています。また、京都や金沢に見られる町屋のペンガラ格子の塗料もベンガラです。建築では、格子だけでなく、室内の塗装にも使われている。ただし、ベンガラは、武士や貴族の家には使わず廓や、商家で使われた。それは、町人が高級な材木をつかうのは禁じられていたため、ペンガラを塗ってごまかしたためと言われています。

侘助の商品ではありませんが、ベンガラ染めのジーンズなどもあります。渋いですね。

●金沢東茶屋街のべんがら格子
べんがら格子4.jpg
●片山津温泉の検番のべんがら格子
片山津べんがら格子.jpg
●山代温泉のべんがら屋のべんがら格子
べんがら格子2.jpg


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2006年07月05日

漆の特徴と効能

漆という言葉は「麗しい(美しい) 潤す 潤汁」が語源だと言われています。漆の木が自らの身に受けた傷を癒すために出す樹液が漆。

漆には三つの大きな特徴があります。それは「美しさ」と「強さ」と「優しさ」。これだけ科学技術が発達した現在でも、このような特徴をそなえた物質を人間は未だに作り出すことができていません。

●漆の抗菌作用
漆器についた大腸菌は24時間後にほぼ死滅するなど、漆の持つ優れた抗菌効果が、金沢工大環境・バイオ化学科の小川俊夫教授の比較実験で明らかになったことが2005年8月26日付けの北國新聞に掲載されています。

漆には防腐作用、抗菌作用があることは昔から言われてきましたが、科学的にそのことが実証されたわけです。
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2006年07月01日

覚書:團十郎茶

団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)。市川団十郎の「家の色」ともいうべき色。弁柄と柿渋で染めた赤茶色。五世団十郎の人気から色名がついた。

團十郎茶(団十郎茶)(だんじゅうろうちゃ)
「團十郎」とは、歌舞伎役者の市川團十郎のことです。
歌舞伎をご存知なくとも、伊藤園「おーい、お茶」のCMに出演している、市川海老蔵さんといえば、
ご存知でしょうか?今は、海老蔵さんのお父様が、十二代目「團十郎」を襲名なさっています。
團十郎茶は、もとは柿色といわれる赤みの茶色。
市川家の紋は、柿色に、三つの升を重ねた「三升」を白抜きに染め抜いたものです。
歌舞伎十八番「暫」(しばらく)の名場面で、主人公・かまくらごんごろうかげまさ鎌倉権五郎景政が、
この團十郎茶の大ぶりな衣装で立ち回ります。五代目團十郎の人気とあいまって、
その名がつけられた、というわけです。
「暫」は、初心者にも楽しめる演目ですから、まだ観たことがない方には、おすすめですよ。

歌舞伎十八番 成田屋「暫」
http://www.naritaya.jp/learn/18/01shibaraku.html

柿渋色(かきしぶいろ)
柿色は平安末期の「永昌記」に現れているように古くから使われている色名だが、近世になると柿渋と弁柄(べんがら)を用いる顔料染めによる、赤みの茶である柿渋色を柿色というようになった。
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特定商取引に関する表示

【特定商取引に関する表示】

●販売店名 侘助
●運営統括責任者 井上和真
●所在地 〒921-8066石川県金沢市矢木2-20
●電話番号 Tel&Fax.076-220-6255
●電子メール kaganowabisuke@gmail.com
●URL http://kaganowabisuke.seesaa.net/

-- 販売に関する規約 --

●商品代金以外の必要料金
・送料 全国一律 650円、ゆうパック代引手数料はショップ負担。
・消費税(5%)を頂いております。

●お支払い方法 代金引換(ゆうパック)
●お支払い期限 原則として代金引換(ゆうパック)
●引渡し時期 原則として、ご注文確認後できるだけ早急に発送致します。

-- 返品交換特約 --
●返品期間 侘助ではいかなる理由でもご返品を受け付けます。商品到着後、5日以内の返品は可能です。※送料はお客様負担でお願いします。
当社の責に帰する破損、発送ミス等の返品・交換は当社負担にて対応させて頂きます。

-- お客様情報・プライバシーポリシー --
お客様個人情報 お客様から頂戴した大切な個人情報は、配送作業以外に第三者に漏洩することはございません。
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2006年06月05日

侘助へのご注文フォーム

九谷焼ボタンのご注文はこちらから


侘助へのご注文フォーム

※ご注文に際しての注意事項


侘助のスニーカーは、機械や化学薬品を使わずに一足一足手作業で染め上げていますので、季節などの環境によって仕上がりの色合いに違いが出ます。またパソコン画面の違いによっても実際の商品の色合いが違って見える場合もありますので、事前にご了承下さい。
※お支払いとお届けは全てゆうパックの代金引換(配達時に郵便配達の人にお支払いいただきます)となっております。送料は全国一律 650円、ゆうパック代引手数料は侘助が負担させていただきます。


侘助の商品は、自然の風合いを楽しんでいただくために、全て天然の顔料、染料を使って手染めをしており、化学染料や合成の色止め剤などは一切使用しておりません。ですので、白系統のソックスをご利用の場合、多少顔料や染料がソックスに色移りする場合もございますので、その点は何とぞご理解の上、ご注文、ご愛用下さい。


また、商品の種類、サイズによってはご注文をいただいてから染めの作業を行いますので、お届けまで1〜3週間かかる場合がございます。おおよそのお届け日はご注文メールを確認後、メールにてご連絡させていただきます。






お名前:


都道府県


住所:


TEL:


e-mail:


商品:

※スニーカーをご注文の際は、下記も選択下さい。

タイプ:

※くるぶしまで覆うのがHIカット、くるぶしが出るのがOXカット

サイズ:












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2006年05月15日

柿渋とは

柿.jpg

ついほんの少し前まで、秋になると日本のあちこちで軒先に干し柿(吊るし柿)を干す光景が見られたものです。

干し柿は古来には貴族が食べる菓子として、また農家にとっては冬の飢えをしのぐ非常食として、さらには貴重な換金商品でもありました。

柿は日本に昔からある果物の一つで、世界的にも"kaki"で通用します。柿には大きく分けて渋柿と甘柿がありますが、現在、甘柿としておなじみの富有柿などの品種が栽培されるようになったのは江戸時代以降のこと。それ以前の原種の柿は独特の渋味があり、その渋味を抜くためにいろいろな知恵と工夫が生まれました。そのひとつが干し柿なのです。

渋柿が渋いのは、果肉に含まれるタンニン細胞の内容物が水に溶けやすいため、口で入れた時に、タンニン細胞が砕けてその内容物が流れ出してくるからです。 渋柿も熟してくるとだんだん渋味が抜けてきますが、これはタンニン細胞の内容物が凝固して溶け出さなくなるので、渋味を感じなくなるわけです。

タンニンは、植物が傷付いた時に病原菌や紫外線などの有害なものから自分を守るための成分です。それが一種の防腐効果ともなります。

干し柿や熟し柿の自然の甘さはとても美味しいものですが、古来より日本人は柿の渋みの元、「タンニン」を生活の中で様々に活用してきました。柿に含まれるタンニン=カキタンニンには防水、防腐効果があり、そのカキタンニンが凝縮された柿渋を、江戸時代には番傘や酒袋、雨合羽や家屋など生活の隅々まで利用していました。

柿渋とは柿から摂取した渋の汁のこと。渋柿の未熟果を擦り潰して搾汁して、発酵させ濾過したものです。柿渋液の中に含まれる「カキタンニン」には上述のように防水、防腐、防虫効果があります。柿渋による染めは、古くは平安時代から使われていた伝統の染色技法で「太陽の染め」と言われてきたように、日光によって変色して色が濃くなっていくのが特徴です。

元来、日本人が柿渋を利用したのは、その防水、防腐効果のためで、今のように染色のためではありませんでした。
それが、現代の人工的な色で溢れかえる生活の中ではとても新鮮で安らぎを感じる色合いとして見直されています。
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2006年05月02日

タカヤナギユタカ プロフィール@侘助

タカヤナギユタカ
1963年 富山県氷見市生まれ
関西外国語大学卒業後、コンピュータメーカーの海外事業部に勤務。
1991年より金沢に在住。
地元ブランドのプランニング、地域通貨の企画、金沢21世紀美術館友の会の発足などに携わる。
現在、カメラマン&エディターとして雑誌の制作に参加しながら、南加賀の魅力を発信する『加賀日和』を日々更新中。
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2006年05月01日

井上和真 プロフィール@侘助

井上和真(いのうえかずま)

1981年石川県生まれ。
デザイン専門学校卒業後、オーストラリアに留学。帰国後、地元出版会社でデザインをしつつ、個人ブランドShake DesignでT-shirtの制作と販売を行う。
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2005年08月09日

about侘助

侘助ロゴ.gif

侘助 wabisuke

●デザイナー 井上和真(イノウエカズマ)
●商品プランナー タカヤナギユタカ
●工房所在地 〒922-0671 石川県加賀市大聖寺瀬越町イ21-1
●電話番号 090-9764-4976 (お問合せはできるだけメールにてお願いします。)
●電子メール kaganowabisuke@gmail.com
●URL http://kaganowabisuke.seesaa.net/

ブランド名の『侘助』。
侘助とは椿の一種で、一説には1592年、豊臣秀吉の家来の侘助が朝鮮から持ち帰ったので、侘助という名前がついたとか、また、千利休が名をつけたとも言われ、満開にならず、八分咲きぐらいにしかならないその様が文字通り『侘び寂び』を表しているとされ、今でも茶道で非常に好まれるている花です。

侘助の商品も流行に流されない、日本の伝統的な色、侘び寂びを感じさせる、しっとりと落ち着いた商品を目指しています。
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2005年05月01日

こんにゃく糊(覚書)

こんにゃく糊の製造法

和漢三才図会 紙衣より
『蒟蒻根を用いて洗浄煮熟し、稈(しべ)芯を刺し易く徹るを度と為して冷し定む。皮を剥き去り之れを擂りて糊と成し』

寺島良安著 島田勇雄・竹島淳夫・樋口元巳訳 『東洋文庫462 和漢三才図会5』
平凡社 1986年

工農業事見聞録 染房之部より
『蒟蒻玉の糊拵様の事。蒟蒻玉を能烹て皮を削り去り、擂鉢に入能すり、粒なき様に急に擂立、右コンニヤクの煮たる汁サメン内二、少宛擂鉢へ入て能々擂事なり。少宛ノバシて粒二なき様二好き糊に仕立べし』

清水隆之著 『日本農業全集48 特産4 工農業事見聞録 巻1〜巻4』
社団法人 農山漁村文化協会 1998年

『工農業事見聞録』を主体として総合すると、江戸期のこんにゃく糊は

1. こんにゃく芋をよく洗う。
2. こんにゃく芋を丸のまま、芯にすっと串が(串は勝手な推測です)通るくらいまでよく煮る。
3. 熱いうちに皮を剥く。(このとき『和漢』によると冷ましてからだが…?)
4. すり鉢に入れてよくすり、粒のないように激しくすりたてる。
5. 芋を煮たときの汁が冷めないうちに、すり鉢に少しずつ入れて、尚よくする。

この作業によって糊を粒のないように少しづつのばしていく。という感じで作られていたようです。

現在のこんにゃく糊は
『こんにゃく糊は、こんにゃくの球茎を乾燥して粉末にしたものを水で溶いたものである。夏は水、冬は微温湯でかき混ぜながら溶かす』
以下は『和紙の手帳2』より抜粋。
『冷水10リットルに、こんにゃく粉、50から60グラムを、ままこにならぬよう攪拌しながら添加する。5から10分ごとに攪拌を続けると、こんにゃくの粒子が完全に溶解して透明な糊になる』とのことです。

全国手すき和紙連合会 『和紙の手帳2』 (株)わがみ堂 1998年


こんにゃく粉の入手先
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2017年05月28日

侘助トラックバックプレゼント!!

トラックバックで柿渋墨染めデジカメポーチをプレゼント!!

侘助の本格販売開始を記念してトラックバックプレゼントを行います。
プレゼント商品=柿渋墨染めのデジカメポーチを3名様
プレゼント応募期間(トラックバック受付期間=2006年12月31日迄)

デジカメポーチ.jpg
デジカメはもちろん、携帯やタバコを入れてもOKです。ボタンで留め外しできる持ち手がついているので、バッグの持ち手やベルト通しなどにくっつけられます。
プレゼントへの応募方法

侘助の商品が掲載されている記事に対して、トラックバックしてください。
プレゼントに当選された方には、トラックバックしていただいたブログに記載されているメールアドレス宛てにご連絡致します。
posted by わびすけです at 06:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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